「筋トレは増量期と減量期を分けたほうがいいらしいけど、いつ切り替えるの?」
「減量の期間を長めにとるべき?つらいんだけど。」
筋トレの情報を集めていると、「増量期と減量期を分けないと効率が悪い」と聞きますよね。
増量期で筋肉を増やし、減量期で脂肪を減らすのがいいとか。
では、どのタイミングで切り替えると良いのでしょうか?
増量期と減量期を切り替える2つの目安を紹介します。
増量期と減量期の切り替え目安は「体脂肪率」「停滞期」
増量期と減量期を切り替える目安は2つあります。
以下の通りです。
- 体脂肪率
- 停滞期
そもそも増量期と減量期を分ける理由とは
増量期と減量期を分ける理由は、ボディメイクの効率がいいためです。
多くのボディビルダーは、増量期と減量期を分けています。
増量期とは、摂取カロリーを増やして筋肉を増やす期間です。
ただし、体脂肪も増えやすくなります。
減量期は摂取カロリーを減らして体脂肪を減らす期間です。
ただし、筋肉も減りやすくなります
筋肉を増やしつつ体脂肪を落とせれば理想ですが、両立は難しいんです。
目次へ戻る増量期と減量期を切り替える2つの目安
増量期と減量期を切り替える目安は2つあります。
以下の通りです。
- 体脂肪率
- 停滞期
体脂肪率
増量期と減量期を切り替えるタイミングの目安が「体脂肪率」です。
論文(R)によると、体脂肪と筋肉には以下のような関係があります。
太っている | 痩せている | |
増量期 | 脂肪が増えやすく、筋肉が増えにくい | 脂肪が増えにくく、筋肉が増えやすい |
減量期 | 脂肪が減りやすく、筋肉が減りにくい | 筋肉が減りやすく、脂肪が減りにくい |
つまり、太っているときに脂肪を減りやすく、痩せているときに筋肉が増えやすいということです。
期間で区切っても、体脂肪率が高いときに増量期に移ったら効率が悪いんですね。
増量期と減量期を切り替える体脂肪の目安は以下の通りです。
男性 | 女性 | |
増量期 Start | 10 ~ 12% | 19 ~ 24% |
減量期 Start | 15% | 27% |
停滞期
停滞期も、増量期と減量期を切り替えるタイミングの目安になります。
増量期の停滞期
筋トレを始めてしばらくは、体がわかりやすく変化します。
しかし、数か月すると、変化のペースが落ちます。
筋トレの負荷に体が慣れたり、休憩や栄養が不足しているためです。
もっと筋肉を増やすために、負荷を上げるのもいいでしょう。
しかし、見た目を良くしたいなら、増量期で増えた脂肪を減らすことも大切です。
減量期の停滞期
カロリー制限を続けていても、体重が減らなくなる時期がきます。
理由は、体が低カロリーに慣れたり、甲状腺のダメージで代謝が落ちるため。
停滞期から脱するには、一時的に摂取カロリーを増やす必要があります。
いわゆる、チートデイやダイエットブレイクです。
結局、摂取カロリーを増やすので、短期でもいいから増量を優先するとよいでしょう。
なお、カロリー制限でインスリンの感受性が上がっているため、筋肉に栄養が届きやすくなっています。
増量期に切り替える、いいタイミングなんです。
増量期と減量期の摂取カロリー目安
摂取カロリーの大まかな目安は、増量期が+300kcal、減量期が-300kcalです。。
各期間で、健康に影響しない摂取カロリーを計算する場合は以下の通りです。
筋トレ歴で変動
- 初心者:体重(kg) x (2.3 ~ 3.5) (月に体重の1.0~1.5%)
- 中級者:体重(kg) x (1.1 ~ 2.3) (月に体重の0.5~1.0%)
- 上級者:体重(kg) x 1.1まで (月に体重の0.5%まで)
体重(kg) x (5 ~ 10)
(週に体重の0.5%~1.0%の重さの体脂肪)
変動させる体重を体脂肪としてカロリーにして計算しています。
体脂肪1kgが7,200kcalなので、計算しやすいように7,000kcalとしました。
増量期と減量期を適切に切り替えて、筋肉を効率よく増やそう!
増量期と減量期を切り替える2つの目安を紹介しました。
増量期と減量期を切り替える目安は、「体脂肪率」と「停滞期」です。
増量期と減量期を適切に切り替えれば、効率よく筋肉を増やせます。
短期間で理想の肉体に近づきたくありませんか?