「午後の仕事のために昼寝したいけど、食べてすぐ寝たら太るよね?」
「ダイエット中だけど昼寝してもいい?」
お昼ご飯の後、午後に備えていますか?
仕事でも勉強でも、午後の作業に備えるなら昼寝が有効です。
インターリービング睡眠という、学習効果アップの方法もあります。
食後の昼寝で気になるのが、体重の変化ではありませんか?
「食べた後に寝るのはよくない」とよく言いますが、昼寝の場合はどうなのでしょう?
食後の昼寝で太るかどうか説明します。
基本的に食後の昼寝で太ることはない
基本的に食後に昼寝で太ることはありません。
確かに、昼寝中は代謝が下がります
しかし、起きた後の代謝が良くなるため、どちらかと言えば痩せるのです。
食後の昼寝の3つのメリット
食後の昼寝のメリットを3つ紹介します
- 脳がリフレッシュして集中力アップ
- 消化促進
- 30分の昼寝で睡眠不足によるホルモンの異常が回復する
脳がリフレッシュして集中力アップ
昼寝すると脳がリフレッシュして、集中力が上がります。
昼食を食べてから午後の勤務時間が始まると眠くなりませんか?
理由の一つは体温の低下です。
温かい食事と消化のエネルギーにより、食後しばらくは体温が上がります。
そして、上がった体温はだんだん下がってきますよね。
人の体は、体温が下がっているときに眠くなるようにできています。
お風呂から上がってしばらくしたら眠くなるのと、原理は同じです。
消化促進
昼寝すると副交感神経が優位になり、リラックスできます。
副交感神経を優位にすると、栄養を消化・吸収が促進されるのです。
30分の昼寝で睡眠不足によるホルモンの異常が回復する
30分の昼寝で、睡眠不足によるホルモンの異常が回復します。
参考:30分の昼寝で睡眠不足のダメージが回復する?|パレオな男
昼寝すると、睡眠不足によるホルモンバランスの異常を整えてくれます。
ホルモンバランスが整えば、食欲抑制ホルモン「レプチン」の分泌が正常になるため、食べる量が減り、痩せます。
また、成長ホルモンの分泌も正常になるため、代謝が上がります。
なお、昼寝中は代謝が低下します。
この低下が太るような気がする理由でしょう。
しかし、起きたらすぐ戻るので大した影響にならなりません。
参考:ダイエット中の昼寝は控えたほうがいい?専門家の回答|lifehacker
食後の昼寝の2つのデメリット
逆流性食道炎を起こすかも
食後すぐに横になって寝ると、逆流性食道炎を起こすかもしれません。
逆流性食道炎とは、胃液が食道から上に上がってくることです。
横になって寝ると重力の力がなくなるので、胃液が上がってきやすくなります。
夜に眠れなくなるかも
昼寝すると夜に眠れなくなる場合があります。
昼寝の疲労回復効果が大きいです。
そのため、夜になってもあまり疲れておらず、眠くならない場合があります。
昼寝の時間が1時間以上だと太る可能性あり
昼食後の昼寝の時間が1時間以上だと、太るかもしれません。
昼食に高GI食品を食べた場合、血糖値が上がってからインスリンが分泌されるまで1~2時間です
ずっと寝ていれば血中の糖は使われません。
余った糖はインスリンにより中性脂肪に変換されます。
60分以上昼寝をすると、メタボになる確率が50%も上昇するそうです。
参考:「昼寝」は時間によって効果が変わってくるからご注意を|パレオな男
理由は2つ考えられます。
1つ目は、寝ぼけで脳のパフォーマンスが低下し、カロリー消費量が下がるためです。
昼寝で30分以上眠ると、スッキリ起きれないことがあります。
深いノンレム睡眠から、急に覚醒すためです。
脳が準備中なのに起きるので、寝ぼけてしまいます。
寝ぼけていると集中力が上がりません。
2つ目は、夜にぐっすり眠れず寝不足になるためです。
寝不足になると、食欲が増え、代謝が下がります。
食後の昼寝
食後の昼寝で太るかどうか説明しました。
食後に昼寝しても基本的に太りません。
逆に以下のメリットがあります。
- 脳がリフレッシュして集中力アップ
- 消化促進
- 30分の昼寝で睡眠不足によるホルモンの異常が回復する
昼寝のメリットは多いですが、1時間以上寝ると太る可能性があります。
寝ている間にインスリンが分泌されるため、糖質が中性脂肪として蓄えられるかもしれません。
健康になれば肥満リスクは下がります。
太るかどうか心配するよりも、昼寝で脳のコンディションを良くしませんか?