
ビジネスで、勉強で、昼寝の効果が見直されています。
そんな昼寝ですが、ダイエットにも影響することをご存じですか?
昼寝の仕方次第で消費カロリーが増えも減りもします。
うまく痩せる昼寝の仕方を知りたくありませんか?
昼寝とカロリー消費量の関係を説明し、消費カロリーを増やす昼寝の方法を紹介します。
20分の昼寝で1日の消費カロリーが増える
20分間の昼寝で1日の消費カロリーが増えます。
20分の昼寝で集中力が回復し、午後の消費カロリーが増えます。
脳は大量にカロリーを使うので、集中力を上げれば消費カロリーを増やせます。
また、眠りが浅いため、昼寝中の消費カロリーもあまり減りません。
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昼寝が消費カロリーが増える3つの理由
集中力がアップして消費カロリーが増える
昼寝をすると集中力が上がり、消費カロリーも増えます。
お昼過ぎになると眠くなりますよね。
この眠気は睡眠不足によるものではありません。
体内時計が正常なら、起きて約8時間後に眠くなるんです。
昼寝しなければ、眠気のせいで集中力が上がりません。
集中力が低ければ脳もうまく働かず、消費カロリーも減ります。
昼寝をすることで昼過ぎの眠気を防ぎ、効率よくカロリーを消費できるんです。
昼寝中の代謝は下がるけど、起きたらすぐ戻る
昼寝の最中は代謝が下がりますが、起きればすぐ元に戻ります。
昼寝後の消費カロリーが増えても、昼寝中のカロリー消費量が減ったら意味がなさそう無きがしませんか?
確かに昼寝中は代謝が下がり、カロリー消費量が減ります。
しかし、適切な昼寝をすれば、代謝は起きてすぐ元に戻るんです。
それに昼寝中もそこまで代謝は下がりません。
全体で見れば、昼寝をしたほうがカロリーの消費量が増えます。
睡眠不足だと食欲が暴走して摂取カロリーが増える
睡眠不足だと食欲が暴走して、摂取カロリーが増えます。
食欲を抑えるホルモン「レプチン」の分泌量が減るためです。
寝不足になると、いつもよりたくさん食べられませんか?
僕たちの食欲は、食欲増進ホルモン「グレリン」と食欲抑制ホルモン「レプチン」の影響をうけます。
グレリンが多いときは食欲が増し、レプチンが多いときは食欲が減ります。
グレリンとレプチンのバランスにより、僕たちの食欲が変わるんです。
睡眠不足になると、レプチンの分泌量が減ります。
レプチンが減れば食欲が増え、手軽でおいしい物に手が出ます。
仕事中には、微糖コーヒー。
休憩時間には、お菓子やジュース。
夜食にラーメンを食べることもあるでしょう。
食欲が暴走した結果、摂取カロリーが増えて太ります。
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消費カロリーを増やす効果的な昼寝時間は約20分
消費カロリーを増やす効果的な昼寝時間は、約20分です。
短すぎればあまり休めませんし、長すぎると消費カロリーが減ります。
寝てから約30分経過すると、深い眠りに入ります。
深い眠りから無理に起きると、頭がぼーっとして、集中力が下がります。
集中力が下がれば、脳の消費カロリーが減ります。
また、深い眠りに入ると、脳も体も休憩モードになるので、代謝が下がります。
浅い眠りなら、余り代謝が下がりません。
約20分間の昼寝で、代謝を落とさず、十分リフレッシュできます。
昼寝しすぎれば、夜眠れなくなるかもしれません。
睡眠不足になれば食欲が増して、摂取カロリーが増えます。
中途半端に寝すぎて、仕事がはかどらず、太ってもいいんですか?
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昼寝中に減る消費カロリーをざっくり計算してみた
昼寝中に減る消費カロリーをざっくり計算してみました。
昼寝中は消費カロリーが減少します。
「昼寝中の消費カロリーは〇kcal!」という人もいますが、起きているときの消費カロリーを見落としているので注意が必要です。
睡眠中の消費カロリーは、基礎代謝に比べて6~8%低下します。
参考:基礎代謝(きそたいしゃ)とは|コトバンク 世界大百科事典 第2版の解説より
単純に計算してみます。
日本人の1日の基礎代謝が1,200~1,400kcal
1200kcalと仮定すると、1分あたり0.83kcal
昼寝時間を20分として、起きていたら16.6kcal
昼寝中の基礎代謝が8%減少するので、減少量は1.328kcal
昼寝することで消費カロリーが1.328kcal減少します。
約1分の散歩の消費カロリーより少ないくらいです。
昼寝の代わりに20分間散歩するとしたら、運動強度が約2なので消費カロリーは33.2kcalです。
散歩の代わりに昼寝したら、消費カロリーが約18kcal少なくなります。
実際の消費カロリーの計算は、もっと複雑です。
食べ物の消化で消費カロリーが増えます。
昼寝では深く眠らないため、代謝の低下も6%に届かない可能性もあります。
昼寝の消費カロリーの低下を気にしますか?
それとも、睡眠不足解消で基礎代謝を正常まで高めますか?
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昼寝をすれば一日の消費カロリーが増える
昼寝とカロリー消費量の関係を説明し、消費カロリーを増やす適切な昼寝時間を紹介しました。
適切な昼寝をするときに大切なのは、時間です。
昼寝時間を約20分にすれば、1日の消費カロリーを増やせます。
昼寝で寝すぎると、脳が休息モードに入り、代謝が下がります
休息モードに入ってからすぐに起きても、なかなか代謝は戻りません。
眠りが深くなる前に起きましょう。
睡眠不足は食欲を暴走させます。
食欲が増えれば摂取カロリーが増えて太ります。
眠気で辛い思いをしても痩せません。
適切に昼寝して、無駄なく代謝をあげませんか?