16時間断食中にアルコールは飲んでいい?

「16時間断食をしているけど、どうしてもお酒が飲みたい」
「糖質0のビールならいいんじゃ?」

16時間断食がダイエット法として有名になってきました。
食欲を減らせるので、体型維持やダイエットが楽になります。

16時間断食で注意するべきなのは飲み物ですよね。
「水・お茶・コーヒーはOK」と明言されています
しかし、他にも飲みたいものがあるはずです。

その1つが「アルコール」。

16時間断食中にアルコールは飲んでいいかどうかを説明します。

16時間断食中はアルコール禁止。飲むなら食事時間内に

16時間断食中はアルコール禁止です。
せっかくの断食の効果がなくなってしまいます。

飲むなら食事時間内にしましょう。

目次へ戻る

16時間断食中はアルコールがダメな理由は糖質たっぷりだから

16時間断食中はアルコールがダメな理由は、糖質たっぷりだからです。
糖質でオートファジーが止まり、脂肪の分解効果がなくなります。

16時間断食の目的はオートファジーの活性化です。

オートファジーとは、不要な細胞を分解してエネルギー源に変えること。
古くなった細胞だけでなく、あまり使わない筋肉や中性脂肪も分解します。

主にお腹周りにある中性脂肪を分解してくれるのはいいことですよね!

オートファジーを働かせるには、長時間の空腹状態で体内を糖質不足にする必要があります。
食事の約12時間後にオートファジーのスイッチが入り、16時間後がピークです。

このオートファジー、インスリンが分泌されると働きが鈍くなります

醸造酒の材料は米、麦、果実などですよね。
お酒は糖質たっぷりです。
糖質を摂るとインスリンが分泌されて、オートファジーが止まってしまいます。

だから、16時間断食中はアルコールは厳禁!
食事できる時間なら制限がないので、お酒を飲みたければ食事時間にしましょう。

目次へ戻る

そもそも断食の空きっ腹にアルコールは危険

16時間断食中はカロリー厳禁だから、アルコールは禁止です。

そう言うと
「糖質たっぷり?いやいや、糖質0のアルコールもあるよ」
「蒸留酒なら低カロリーだ」
と反論したくなるかもしれません。

しかし、そもそも空きっ腹にアルコールは危険です。

空腹時のアルコールは胃や肝臓に負担がかかります。
吸収速度が早く、悪酔いになりやすいのも難点。
気がゆるくなるので、飲みすぎにも注意が必要です。

また、酒の肴が欲しくなるでしょう。
しかし、断食中は食べられません。

安全のためにも、断食中はアルコールを避けたほうがいいのです。

目次へ戻る

アルコールは制御が難しい。16時間断食中は避けて、うまく付き合おう

16時間断食中にアルコールは飲んでいいかどうかを説明しました。

16時間断食中はアルコール禁止です。
お酒は糖質たっぷりなので、オートファジーが止まってしまいます。
そもそも空きっ腹にアルコールは危険です。

アルコールを飲みたくなる気持ちもわからなくはないですが、ダイエットには良くありません。
例えば、影響は以下の通りです。

  • 腸内環境を荒らす
  • 脂肪がつきやすくなる
  • 筋肉が分解されやすくなる

一方で、適量なら代謝を上げて脂肪を燃やします。
赤ワインのポリフェノールは腸内細菌のエサになります。

デメリットの多いアルコール。
どうしても飲みたいなら、体と相談しながら飲みましょう。