冷凍宅配弁当と聞くと、どのようなイメージがありますか?
割高や手抜きに感じるかもしれません。
しかし、手間を省くことは、継続するために大切なこと。
健康志向・ダイエット・ボディメイクなど、続けることがカギとなる目的ってありますよね。
冷凍弁当を選べば、ダイエットという、挫折しやすい目標を達成しやすくなります。
痩せたくありませんか?
この記事では、痩せやすく、続けやすい冷凍宅配弁当サービスを紹介します。
- 痩せたいときの冷凍弁当選びの基準
- 目的別ダイエッター向けの冷凍弁当宅配サービス
ダイエット向けの冷凍弁当宅配サービスの選び方 4つの基準
ダイエット向けの冷凍弁当宅配サービスの選び方を説明します。
ダイエットに役立つ冷凍弁当宅配サービスを選ぶなら、以下の4つを基準にすれば良いと思います。
- 平均カロリーが300kcal以下
- タンパク質の割合が総カロリーの15%以上
- シェフが監修に関わっている
- 料金が安い
平均カロリーが300kcal以下
ダイエット向けの冷凍宅配弁当サービスを選ぶなら、平均カロリーが300kcal以下のものが良いでしょう。
カロリーの調整に便利なためです。
いつもの食事でどの程度のカロリーを摂っていますか?
農林水産省が示す1日に必要なカロリーの目安は、女性が1700kcal、男性が2200kcalのようですね。
活動量の少ない成人女性の場合は1400~2000kcal、男性は2200±200kcalが目安です。
引用元:一日に必要なエネルギー量と摂取の目安|農林水産省
3食に分けると、1食当たり500~800kcalです。
朝食を軽めにしても、お菓子を食べたら昼・夜のカロリーは同程度ですね。
つまり、1食を300kcalの弁当に置き換えるだけで、カロリー制限できるんです。
300kcal以上の弁当でも構いませんが、弁当のカロリーが高ければ痩せにくくなります。
また、カロリー制限系のプチ断食をするときも、一食分が300kcal以下なら便利です。
カロリー制限系のプチ断食
- IPF
- 5:2ダイエット
- ゆるい日替わり断食
IPFは週に3回、摂取カロリーを30~40%減らすプチ断食です。
普段が3食なら、1食抜くだけで実践できます。
しかし、16時間断食をしている場合は別です。
食事の内容はともかく、食事のタイミングを変えるのは困難ですよね。
さらに1食抜き、というわけにはいきません。
そこで、低カロリー弁当の出番。
16時間断食をしているなら、少なくとも1食は高カロリーなはずです。
その1食を低カロリー弁当に置き換えれば良いのです。
5:2ダイエットやゆるい日替わり断食では、プチ断食する日の摂取カロリーを500kcalに抑えます。
普通にご飯を用意しようとすれば、カロリーの量とバランスで悩むことに…。
1食300kcal以下の弁当ならば、2つ食べるだけでOKです。
タンパク質の割合が総カロリーの15%以上
ダイエット向けの冷凍宅配弁当サービスを選ぶなら、タンパク質の割合が総カロリーの15%以上をオススメします。
食欲を抑えられるためです。
タンパク質はダイエットで重要ですよね。
「朝食をプロテインだけで済ます」というのもよく耳にするはず。
このタンパク質、ダイエットに役立つ理由は筋肉の維持だけでないんです
一日のタンパク質の割合は、食欲を抑える上で重要です。
2011年論文(R)によると、タンパク質の量が総摂取カロリーの15%以下になると食事量が増え始めたそうです。
また、10%未満でドカ食いをしやすくなるとか。
冷凍弁当のカロリーが300kcalなら、タンパク質は45kcal以上なら過食しにくいということです。
計算が面倒な場合は、12g(48kcal)以上を弁当選びの基準にすれば良いでしょう。
なお、冷凍弁当のタンパク質の量が多ければ、他の食事のタンパク質不足を補えます。
つまり、冷凍弁当のタンパク質は多ければ多いほど良いということです。
シェフが監修に関わっている
おいしくなければ続きません!
ダイエット向けの冷凍弁当宅配サービスを選ぶなら、シェフが監修に関わっているものをオススメします。
冷凍弁当宅配サービスの多くは、栄養士や医師が監修しているため、栄養バランスは問題ありません。
ただ、栄養バランスは良いのですが、味はほどほどだったりします。
例えるなら、病院食。
栄養面は問題ないけれど、味気ないというか。
病院ならば、食べ過ぎは治療に悪影響なので、ほどほどの味で食べすぎを防ぐのは良いことです。
しかし、せっかくの冷凍弁当ですし、味にも満足したくありませんか?
シェフが監修に関われば、味も保証されます。
シェフ監修の冷凍弁当宅配サービスは、料金が少しお高め。
ですが、ご褒美も兼ねたおいしいものでダイエットすれば、長く続けられるはずです。
添加物が少ない
ダイエット向けの冷凍弁当宅サービスを選ぶなら、添加物が少ないものが良いででしょう。
なぜなら、腸内環境が悪くなるかもしれないためです。
ダイエット中は、身体にストレスがかかります。
例えば、低カロリーストレスや低血糖ストレスなど。
そんなストレスを軽減する方法は、腸内環境を整えることです。
ですが、ダイエット中は食物繊維不足や高タンパクな食事により、腸内環境が荒れやすいですよね。
荒れた腸内環境に、食品添加物が追い打ちをかける可能性があります。
…追い打ちと言っても、イヌリンや不溶性食物繊維でも同じようなことが起きますけどね。
過度に心配する必要はありません。
しかし、お腹への影響が心配なら、添加物の少ない弁当か無添加弁当を選べば良いと思います。
料金が安い
冷凍弁当宅配サービス選びに、料金の問題は無視できません。
料金があまりに高ければ、金銭面でダイエットが続きません。
低カロリーで安い冷凍弁当を選びたいものです。
ただし、安かろう悪かろうに要注意。
ダイエットに役立つ冷凍弁当宅配サービスランキング
1位 こだわりダイエッター向け『筋肉食堂DELI』
ダイエッター向け冷凍宅配弁当サービス、第1位は『筋肉食堂DELI』です。
- おいしい
- 低カロリー
- 高タンパク
- メニューが豊富
- 目標が変わってもコース変更で対応できる
筋肉食堂DELIは、味や栄養にこだわる『こだわりダイエッター』向けのサービスです。
1食あたりの料金は高めですが、料金にふさわしい冷凍弁当だと思います。
筋肉食堂DELIの特徴は、目的に応じてコースを選べることです。
がっつり痩せる『レディースダイエットコース』
健康を維持しつつ痩せる『ダイエットコース』
痩せつつ味も楽しむ『エブリデイコース』
筋肉を増やす『バルクアップコース』
各コースのメニューは20種類と豊富です。
単品メニューや会員限定メニューを合わせると100種類を超えます。
定期コースの一時停止や解約も簡単にできるので、目的が変わっても気軽にコースを変更可能。
例えば、
「一気に痩せたかったから『レディースダイエットコース』だった。
でも、今はだいぶ痩せたからペースを落として体調を整えたい。
『エブリデイコース』に変えよう。」
といった感じですね。
なお、『冷凍宅配弁当サービス満足度調査』で3冠をとるほど、利用者を満足させていますよ。
PR 筋肉食堂の宅食サービス!【筋肉食堂DELI】
2位 欲張りダイエッター向け『PFC standard』
ダイエッター向け冷凍宅配弁当サービス、第2位は『PFC standard』です。
- おいしい
- 低カロリー
- 高タンパク
- ご飯あり
- 料金はほどほど
- 腹持ちがいい
『PFC standard』は、おいしくて、低カロリー高タンパク、冷凍庫のスペースもあまりとりません。
料金も良心的なので、多くの条件を求める『欲張りダイエッター』向けのサービスです。
欠点はメニューの少なさですね。
初回は7種類固定。
2回目以降でも10種類しかありません。
『PFC standard』の最大の特徴は、ご飯ありで低カロリーなこと。
低カロリーの冷凍弁当宅配サービスは数多くありますが、ご飯ありで平均300kcal以下は『PFC standard』くらいでしょう。
ご飯を我慢せず、カロリー計算はいらない。
そんな楽なダイエット、したくありませんか?
3位 コスパ重視ダイエッター向け『きくばりべんとう』
ダイエッター向け冷凍宅配弁当サービス、第3位は『きくばりべんとう』です。
- おいしい
- 低カロリー
- 高タンパク
- ご飯あり
- 料金はほどほど
- 腹持ちがいい
『きくばりべんとう』は、楽・低価格・低カロリー・タンパク質15%以上という、ダイエットに関する機能面に優れた冷凍弁当宅配サービスです。
安くて高い効果を望む『コスパ重視ダイエッター向け』のサービスと言えます。
味は上2つのサービスに劣りますが、食べ過ぎを防ぐという意味では有効です。
特徴の一つは、カロリーが300kcal以下であること。
平均ではなく、全メニューが300kcal以下です。
それでいて料金は「ほっともっと」といい勝負なので、弁当としてとてもコスパが良いと思います。
番外 主食大好きダイエッター向け『PFC standard』『BASE BREAD』『ZENB』
主食大好きダイエッター向けの冷凍宅配サービスは以下のとおりです。
- 米好きダイエッター向け『PFC standard』
- パン好きダイエッター向け『BASE BREAD』
- パスタ好きダイエッター向け『ZENBヌードル』
ダイエット向け冷凍弁当の大半は、ご飯や主食がありません。
筋肉食堂DELIのようにメニューにパスタが含まれるものもありますが、少数派です。
なぜなら、ご飯類・パン類・麺類はそれだけで高カロリーだから。
しかし、どうしても食べたい時ってありますよね。
その時に上記のサービスが役立ちます。
PFC standardは、カロリーバランスに気遣ったリゾットです。
味は10種類しかありませんが、ご飯が食べられて低カロリー高タンパクなら問題ないと思います。
BASE BREADは、栄養バランスが良いパンです。
小麦タンパクの割合が多めなので、アミノ酸スコアが気になるところ。
ただし、アミノ酸スコアの低さは量で補えます。
また、↓のZENB製品と組み合わせれば、穀物に共通のリジン不足を補うことが可能です。
ZENBヌードルは、黄エンドウ豆が材料なので、高タンパクで食物繊維も多めです。
ヴィーガンでも十分なタンパク質がとれますよ。
どれも弁当ではありませんが、ダイエットに役立つサービスです。
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痩せやすく、続けやすい冷凍弁当宅配サービスのランキングを紹介しました。
ダイエットは続けることが大切です。
低カロリーのレシピを考えて調理すれば節約になりますが、手間が多ければ継続が苦しくなります。
美味しくて低カロリーなダイエットって便利ですよ。